「お菓子作りを始めたいけど、材料費が高くて挫折しそう…」 「たまにしか使わないのに、スーパーで大きな缶を買っても絶対余らせるよね」
わかります。私もかつてはそうでした。製菓材料店の高い粉じゃないと美味しく焼けないと思い込んでいた「お菓子作りカタチから入る勢」だったんです。でも、ある日どうしてもスコーンが焼きたくなって、背に腹は代えられず近所のダイソーで買った100円のベーキングパウダー。これが私の常識をひっくり返しました。
今回は、100均(ダイソー、セリア、キャンドゥ)のベーキングパウダーを使い倒している私が、その実力と「ここだけは気をつけて!」というポイントを、忖度なしのガチレビューでお届けします。1500字超えのロングインタビュー並みの熱量で書いたので、ぜひ最後までお付き合いください。
そもそも100均のベーキングパウダーって何者?
まず、100均の製菓コーナーに行ったことがありますか?あそこ、実は「宝の山」なんです。
昔は「100円の食品なんて怪しい」なんて言われていた時代もありましたが、今は違います。ダイソーやセリアの店頭に並んでいるのは、国内の有名メーカーが製造していたり、厳しい品質管理をクリアしたものばかり。

ダイソーは「実用性の鬼」
ダイソーでよく見かけるのは、5gずつ小分けになったタイプ。これ、実はめちゃくちゃ計算されています。だいたい一般的なホットケーキミックス1袋分や、マフィン6個分にちょうどいい量なんです。
セリアは「健康と見た目へのこだわり」
セリアはとにかくパッケージがおしゃれ。でもそれだけじゃなくて、「アルミフリー(アルミニウム化合物不使用)」をしっかり打ち出しているのが特徴です。子供に食べさせるおやつを作る身としては、この「安心感」が100円で買えるのは本当にありがたい。
私が100均BPに乗り換えた瞬間
正直に告白します。最初は疑っていました。「どうせ膨らみが悪いんでしょ?」とか「変なニオイがするんじゃないの?」とか。
運命のスコーン作り
ある土曜日の午後、急にスコーンが食べたくなったんです。でも冷蔵庫を見たらベーキングパウダーが切れている。わざわざ遠くの成城石井やカルディまで行くのは面倒くさい。そこで、徒歩3分のダイソーへ。
買ってきたのは、何の変哲もない個包装のベーキングパウダー。 「失敗しても100円だしな」と諦め半分で生地を混ぜ、オーブンへ。
15分後。キッチンに漂ってきたのは、紛れもない「あの」香ばしい匂い。オーブンの窓を覗くと、そこにはパックリと「オオカミの口」が開いた、理想的なスコーンが鎮座していました。
一口食べて確信しました。「あ、これでいいじゃん。いや、これがいいじゃん」と。
膨らみは「科学」だから裏切らない
後で調べて納得したのですが、ベーキングパウダーの主成分は重曹と酸性剤。これって、100円だろうが1000円だろうが、化学反応の仕組みは同じなんです。配合比率に多少の差はあれど、「膨らませる力」そのものに10倍の差なんてつくはずがないんですよね。
100均だからこその「意外なメリット」が凄かった
「安いから使う」だけじゃない、100均ならではの強みが3つあります。

「湿気」という最大の敵に勝てる
お菓子作りで一番ショックなのは、久しぶりに使ったベーキングパウダーが古くなっていて、全然膨らまないこと。大容量の缶タイプだと、どうしても開封した瞬間から劣化が始まります。 その点、100均の小分けパックは「使うその時まで密封」されている。この鮮度管理の楽さは、ズボラな私にとって救世主でした。
「アルミフリー」が当たり前に手に入る
最近のママ友の間でも話題になりますが、やっぱり気になるのがアルミニウム。100均(特にセリア)のラインナップは、このあたりをしっかり押さえています。高級スーパーに行かなくても、近所でサクッと「体に優しい選択」ができるのは、今の時代の100均の凄さだと思います。
失敗を恐れず「実験」できる
「ベーキングパウダーを少し多めに入れたらどうなるかな?」なんて実験、高い材料だともったいなくてできません。でも100円なら、心置きなく試行錯誤できます。この「心の余裕」が、実はお菓子作りの上達に一番大事だったりします。
逆に、100均で買う時に「覚悟すべきこと」
良いことばかり書くと嘘くさくなるので、デメリットもハッキリ言います。

コスパは「頻度」による
もしあなたが毎日パンを焼き、週末は必ずケーキを焼くような「ガチ勢」なら、100均はおすすめしません。1gあたりの単価を見れば、Amazonで大容量缶を買うほうが圧倒的に安いです。100均はあくまで「たまに作る人」や「常に新鮮なものを使いたい人」向けです。
稀に「ハズレ」の店舗がある
これは100均あるあるですが、商品の回転が極端に悪い店舗だと、棚の奥で賞味期限が迫っているものが残っていることがあります。買う時は必ず裏面の「賞味期限」をチェックしてください。半年を切っているようなら、別の店舗へ行くのが賢明です。
失敗しないための「私の裏技」教えます
100均のベーキングパウダーを使って、さらにクオリティを上げるためのコツをまとめました。

混ぜる前に「指でダマを潰す」
小分けパックは便利ですが、たまに中で粉が固まっていることがあります。袋の上から指でモミモミして、サラサラにしてからボウルに入れる。このひと手間で、焼き上がりのムラが激減します。
「水」じゃなくて「お湯」でチェック
もし買い置きして半年経ったものを使うなら、コップに熱湯を入れて、そこに耳かき一杯分くらいの粉を落としてみてください。 「シュワァァァ!」と勢いよく泡が出れば合格。 「……ポコッ」くらいなら、迷わず捨てて買い直しましょう。100円をケチって、他の材料(卵やバター)を無駄にするのが一番もったいないですから。
「100均 ベーキングパウダー 代替品をAmazonと楽天で探す」
100円ショップ以外でも、オンラインショップでは用途や容量に合わせた様々なベーキングパウダーが販売されています。Amazonや楽天で購入可能な、代表的な代替品をご紹介します。
代替品比較表
| 商品名 | 特徴 |
|---|---|
| 風と光 有機ベーキングパウダー 105g | 有機原料使用・アルミフリー |
| ラムフォードベーキングパウダー 1.81kg | 業務用大容量・アルミフリー |
| 富澤商店 ベーキングパウダー | 専門店仕様・多目的利用 |
風と光 有機ベーキングパウダー 105g
有機コーンスターチを使用したアルミフリーの製品です。オーガニック素材にこだわった菓子作りや料理に使用されます。
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- 楽天で探す: 風と光 有機ベーキングパウダー 105g
ラムフォードベーキングパウダー 1.81kg
アルミニウム化合物を含まないベーキングパウダーです。1.81kgの大容量サイズは、頻繁に製菓を行う際のストックや業務用として利用されます。
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富澤商店 ベーキングパウダー
製菓・製パン材料の専門店が提供するベーキングパウダーです。ケーキ、クッキー、蒸しパンなど、幅広いレシピにおいて多目的な用途に対応しています。
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100均BPで作るおすすめレシピ:私のベスト3
実際に私が100均のベーキングパウダーで何度もリピートしている、相性抜群のメニューを紹介します。
- ザクザク食感のスコーン 強力粉と薄力粉を混ぜて、BPを少し多めに。100均のBPは反応が素直なので、ガツンと膨らんでくれます。
- 豆腐パンケーキ 豆腐の重みで膨らみにくい生地ですが、セリアのアルミフリーBPを使うと、冷めても固くなりにくい、ふわもち食感になります。
- レンジで簡単マグカップケーキ 「今すぐ甘いものが食べたい!」という時、5gパックの半分(約2.5g)を使ってレンジへ。個包装だから、残りの半分もクリップで留めておけば数日は持ちます。
結論:100均のベーキングパウダーは「賢い選択」
結局のところ、お菓子作りで一番大切なのは「楽しむこと」だと思うんです。 高い材料を揃えるのに疲れて、結局キッチンに立たなくなるくらいなら、100均で賢く揃えて、浮いたお金でちょっと良いバターを買う。これが、私が数年かけてたどり着いた結論です。
「100均だから…」と敬遠していたあなた。 次の休みの日、ぜひダイソーかセリアに寄ってみてください。そして、あの小さな袋を手に取ってみてください。
きっと、あなたのキッチンに新しい風が吹くはずです。 さあ、今週末は何を焼きましょうか?
